静岡県焼津市
ケイ・エム・ジャパン 邸


北東に壮大な富士山を望み、駿河湾の青さと輝く空の広がりを感じる恵まれた周辺環境。窓から取り込まれる美しい自然の光と景色が住まいの内部に溢れる一方で、外部からの目線を緩やかに遮りプライバシーを守る。オーナー様の価値観や趣味、ライフスタイルに敬意を払いつつ、建材には本物の味わいと風格を併せ持つ素材をセレクト。内外装には、スタイリッシュ&クールでありながら温かさ・力強さを感じる素材を厳選。ご家族や訪れるゲストが共に楽しめるLDKと庭、個々の時間を大切にできる室内空間が、豊かで深みある暮らしを奏でるハイプレミアムな1棟。


※弊社がご提供している新築分譲住宅は、各支店において『注文住宅』として設計施工を行うケースがございます。
※設計施工は全て弊社で行っております。ご紹介物件の諸条件は現在弊社で販売中の新築一戸建てとは異なりますが、設計施工は静岡支店の通常物件と同様の体制で実施されており、その施工ノウハウ、デザイン力が同様に運用されております。


恵まれた環境になじみ、なおかつ美しいコントラストを有する「調和と対比」が設計コンセプト 。 外観形状はホームポジションのデザイン力を随所に取り入れ、本物の味わいと風格を体現。外壁材には「SOLIDO(ソリド)」を採用。セメント本来の質感・素材感を感じられる、薄く強靭な建築素材。 着色塗装せずエフロ現象をあえて活かした新素材で一枚ごとに風合いがすべて異なる。鎧状に施工された外壁は、陽光の陰影でさらに様々な表情を魅せる。


豊かな植栽と芝生、水の流れが美しく融合した美しいガーデン。 庭園の西から始まる水の流れ(源流)が、水流豊かな「支流」となり、エントランス前の水盤へと繋がっていく 『ストーリー』 を感じるコンセプト。 「仕事から帰宅したら身体と心を労り癒せる事の出来る庭を。」 というオーナー様の意向を基に、まるで本物のせせらぎの様なオンリーワンの庭園を創造した。

ガーデン外側に設けられた平垣には、数多くの歴史的建造物にも用いられてきた「版築」による、非常に頑丈な壁を構築。地層をイメージし、あえて「ひび割れ」や「崩れ」をあしらったデザインを採用し、植栽、周辺環境と柔らかく調和させている。

パーキングスペースの広場には、かつてオーナー様が日本全国を回り集めた由緒ある建材を自邸建築に伴い再利用。強度が非常に高く素材感がそれぞれ異なるため、加工が極めて難しい建材を、広場一面に一つ一つ手作業で美麗に仕上げた技術は他に類を見ない。
上述のガーデンの植栽や石は、この広場をベースにバランスが取れるよう、色合いや使用素材に配慮されている。


土間と吹抜けが圧倒的な存在感を魅せるエントランス。巨大な敷居として建物の起点となり心臓部となっている。内部と外部の結界であるという伝統的な敷居を、今回のプロジェクトに併せて現代風にアレンジ。ここから室内外全体へアクセス出来る重要な生活動線であり、玄関、車を眺めるギャラリー、音楽ホールとしても機能。 内装素材全てが厳選された格調高い空間となった。

「車を常に眺められる家にしたい。」というオーナー様の意向を基に、リビングと土間に並行したガレージを設計。スピードと美の共鳴、ランボルギーニ アヴェンタドールの魔法を纏う秘密の基地であり、愛車への強い思い入れを余すところなく反映した空間。至高のオートモーティブエンパイア。


開放的なリビングには、家具の最高峰ブランドB&B ITALIAと建築家ザハ・ハディドのコラボによるソファ「MOON SYSTEM」をレイアウト。斬新で比類無きフォルムがリビング空間を象徴的に彩る。キッチンにはラグジュアリーなテーブルとチェアを配し、ご家族のくつろぎの場になるだけでなく、優美なゲストルームとしても機能。家具はオーナー様自らがセレクトし、高いデザイン性と快適性を備えた空間となった。


2階のベッドルームはオーナー様の公私のオンとオフの切替を担う重要な空間。「朝の目覚めは陽の光を浴びたい。」という意向を基に、居室の南側全面に大窓を配置。広々としたウォークインクローゼットも完備している。窓やバルコニーからは、ガーデンのせせらぎの音にゆっくりと耳を澄ます事が出来る。


近未来を感じさせる機能的で洗練されたサニタリースペース。モダンなデザインとモノトーンの色調が美しく調和し、スタイリッシュな空間が広がっている。バスルームから見える庭園は、ガーデンに広がるせせらぎの源流でもある。


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